すっかり更新していませんでしたが、15回目、16回目の授業をまとめて。
15回目
・Tropique トロピック
・Souffle Glace L`Orange スフレ・グラッセ・オランジェ
・Crepe Au Suzzette クレープ・シュゼット
・トロピック
暑い夏にぴったりのパイナップルとココナッツのケーキです。
中に挟んだスポンジはココナッツが沢山入って、ザクザクした食感が楽しいです。
ムースとスポンジの組み合わせが多いですが、スポンジに打つポンシェ(シロップ)
はケーキによって全部違っていて,
ただ砂糖に水、お酒ではなくこのケーキのポンシュには
パイナップルシュースが使われていたりします。
生の果物はかならず3日間くらい、シロップに漬けこんでから使います。
とても爽やかな、舌触りのよいケーキです。
・スフレ・グラッセ・オランジェ
こちらはパルフェ。
アイスのようなスフレのような、味わいで
かなりお酒入るので子供には少し大人っぽ過ぎるのですが
レストランのデセールでこんなおいしいパルフェが
でてきたらきっと感激します。
ほんのりオレンジに、ココアがマッチしています。
・クレープシュゼット
クレープはもう3回目でしょうか。
焼き方も随分上達しました。
仕込んだ生地は2日ほど寝かせて使うことでグルテンが切れて
焼いた時のちりめん模様が綺麗にできるそうです。
街中で食べるうすーいクレープとは全然違って
ガレットのような食感です。
組み合わせるソースによって、また違った美味しさが楽しめます。
こちらは子供も大好きです。
16回目
・Acapulco アカピュルコ
・Gateaux Basque ガトー・バスク
・Pain de Genes パン・ドゥ・ジェーヌ
・アカピュルコ
カリブ海のリゾートをイメージしたデザート。
側面はフランボワーズのコンフィチュールを挟んだうす焼きの
スポンジ(ビスキュイ・ジョコンド)を小さく切って張り付けてあります。
中のムースはオレンジとチョコクリーム。
一度でいろんな味が楽しめるたまらなく美味しいムース。
こちらは少し特殊な作り方なため、
今までで一番手が込んでいて、味わいも深いお菓子でした。
断面はこんな感じ↓
・ガトーバスク
パートシュクレの生地の中にはクレーム・ダマンドゥとクレーム・パティシエール
(アーモンドクリームとカスタードクリーム)を混ぜたクレーム・フランジパーヌと
いうクリームを沢山詰めて、さらにパートシュクレをかぶせて
焼いています。
パートシュクレよりもやわらかくて扱いにくい生地なので
暑い夏には作るのに一苦労。
しっかりと部屋を冷やして、材料も道具もすべて冷やしてから作業を行います。
シンプルですが、工程はやや多いです。
シンプルなだけに、粉や卵の味がダイレクトに分かる、
とても美味しい焼き菓子でした。
・パン・ドゥ・ジェーヌ
名前のとおり、パンのようなお菓子ですが、
小麦粉の倍以上のアーモンドパウダーが使われています。
混ぜて焼くだけの簡単さですが
思っていた以上に味わいが深いお菓子です。
アーモンドパウダーの品質がお菓子の美味しさを左右するので
高いけれどスペイン産のアーモンドパウダーを使います。
こちらもシンプルです。
ほっとする美味しさ。
さて、16回を終えて8月はお休みです。
なんだかあっと言う間に過ぎて行きましたが
相当内容の濃い数カ月でした。
やっぱり美味しいものは美味しい。
まだまだ沢山のお菓子を作るのがとても楽しみです。
来週はとても楽しみにしている
講習会に一日だけ参加してきます。
毎日暑いですが、熱中症には気をつけてくださいね。
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